(12/01/26)
DCとDBの違い分からない57%
=フィデリティの確定拠出年金アンケート=
フィデリティ退職・投資教育研究所が確定拠出年金加入者を対象に行ったアンケートで、確定拠出年金(DC)と確定給付年金(DB)の違いが分からないとの回答が全体の57.5%に達したという。同研究所では「いかにしてDCとDBの違いを理解してもらうかが最重要課題」として、そのうえで継続的な投資教育につなげたい考えだ。
アンケートは同研究所が昨年11月30日から12月5日にかけて、全国の企業型確定拠出年金に加入者している男女(20歳〜59歳)61,589人を対象に実施。13,018人からアンケートを回収し、有効回答数は1,212人だった。
DC加入者を対象としたアンケートだが、半数を超える57.5%が「DCとDBの違いが分からない」と回答した。「分かる」と答えたのは全体の42.5%にとどまった。また、分からないと答えた人の8割以上が自分の資産配分内容も認識していなかったという。 一方、(DCとDBの)違いを認識していると答えた人の8割近くは「拠出額、残高を把握している」としており、元本確保型商品の配分割合を把握してるという。DCとDB違いを認識していることが、資産配分を考えるきっかけになっていることが分かる。
アンケートでは、(DCとDB)の区別が分からない人と口座情報の入手方法が分からない人が重なっており、同研究所では「自分の口座情報を入手する方法を覚えてもらえば、資産配分が変わる可能性がある」とみている。
マッチング拠出などの制度変更については、「これまでより真剣に配分先を考える」との回答が全体の44%を占め、制度変更を前向きに捉えている加入者が多いことが分かった。同研究所は「マッチング拠出が可能となる今年は投資教育のチャンス。継続的な年金教育が大切で、所得控除など税制優遇への理解が大きなカギとなる」としている。(了)
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