(10/9/3)
8月のマーケットレビュー(10年)
8月31日
7月30日
日経平均株価
8824円06銭
9537円30銭
TOPIX
804.67
849.50
NYダウ平均株価
10014.72ドル
10465.94ドル
ナスダック総合指数
2114.03
2254.70
ハンセン指数(香港)
20536.49
21029.81
上海総合株価指数
2638.798
2637.503
10年日本国債利回り
0.975%
1.055%
10年米国債利回り
2.47%
2.91%
東証REIT指数
906.27
919.31
NY原油WTI
71.92ドル
78.95%ドル
ドル円(東京・17時)
84円22〜25銭
86円36〜37銭
8月の東京株式相場は大幅反落。日経平均株価は前月末比713円24銭(7.48%)、東証株価指数(TOPIX)は同44.83ポイント(5.28%)それぞれ下落した。
東京株式市場では、4〜6月期の好決算発表を手掛かりに買いが先行、日経平均(終値)は3日には9694円01銭まで戻した。しかし、その後は米景気の減速懸念や円高進行を嫌気して輸出関連株中心に売りが広がり、日経平均は17日には9161円68銭と7月1日に付けた年初来安値を更新。さらに24日には昨年5月1日以来、約1年4カ月ぶりに終値で9000円台を割り込んだ。30日には日銀が追加金融緩和策、政府が追加経済対策の基本方針を決定したことを受けて買い直されたが、翌31日には円が再び1ドル=84円台に突入するなど、円高に歯止めがかからないことから売られ、日経平均は昨年4月28日以来の低水準に落ち込んだ。
米国の株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は前月末比451.22ドル(4.31%)、ナスダック総合指数は同140.67ポイント(6.24%)それぞれ下落した。
米国株式市場では、連邦準備制度理事会(FRB)が追加の金融緩和に踏み切るとの見方から買われ、ダウ平均は9日には1万0698.75ドルと、約3カ月ぶりの高値を付けた。ただ、その後は住宅などの経済指標の悪化を受けて、米景気の腰折れ懸念が強まり売りが広がった。このため、ダウ平均は下落し、26日には7月6日以来、約1カ月半ぶりに終値で1万ドルの大台を割った。
米国の10年物国債利回りは大幅低下(価格は上昇)した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上の金融緩和策が示されたことなどを受けて、米10年債利回りは10日には2.76%と、昨年4月以来、約1年4カ月ぶりの水準に低下した。その後も、住宅や労働市場で予想を下回る指標の発表が相次いだのを受け、同10年債利回りは24日には2.49%と、1年7カ月ぶりの低水準に達し、31日には2.47%まで低下した。日本の新発10年国債利回りも低下。米長期金利低下の流れを受けて、日本の国債も買いが先行、新発10年債利回りは4日には一時0.995%と、約7年ぶりに1%台を割り込んだ。その後も株価の下落や日米の追加金融緩和観測を受けて買いが継続、同10年債利回りは低下基調をたどり、25日には一時0.895%と、2003年8月以来、0.9%台を割り込む場面もあった。
円の対ドル相場は上昇。米景気の二番底懸念を背景としたドル売り・円買いが先行、円は3日には1ドル=85円台後半と、8カ月ぶりの高値を付けた。さらに、その後も欧米の景気減速懸念から相対的に安全資産とされる円の買い圧力は衰えず、24日には一時84円半ばと、15年ぶりの高値に達し、同日の海外市場では一時83円台を付ける場面もあった。日銀が追加金融緩和を決定したが、米国の景気減速懸念が根強く、円は31日には一時、84円06銭まで上昇した。
ニューヨークの原油先物相場(WTI)は4カ月ぶりに反落。米株高や対ユーロでのドル下落を受けて買いが先行、WTIは3日には1バレル=82.55ドルと、約3カ月ぶりの高値を付けた。だが、その後は世界的な景気減速が懸念される中、原油の需要減退が警戒され、WTIはジリ安歩調をたどり、24日には71.63ドルと、2カ月半ぶりの安値に沈んだ。(八木隆志)
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