(09/11/04)
日本向け不動産投信「SAIZEN」、資産担保ローンで返済不履行
=シンガポール=
 【シンガポール時事】シンガポール取引所(SGX)上場で、日本の住宅不動産専門の上場不動産投資信託(REIT)「SAIZEN」は3日、商業用不動産担保証券(CMBS)化された借入金72億5320万円(約1億1300万シンガポールドル=Sドル)について、2日付で返済不履行が発生したと発表した。

 SAIZENの運用管理会社ジャパン・レジデンシャル・アセット・マネジャー(JRAM)は、不履行となった借入金はSAIZENの保有不動産のうち「YK(有限会社)シントク」の物件を対象にしたノンリコース型(非遡及型)融資のため、「SAIZEN全体の事業継続に影響はない」と説明している。

 不履行となった借入金は、2005年にクレディ・スイス・プリンシパル・インベストメンツから融資を受けたもので、その後CMBSとして証券化された。SAIZENは8月27日公表の09年6月期通期決算の際に、「YKシントク」に関する借入金の借り換えを重要課題に掲げていた。同借入金の当初元本は79億5300万円で、その後、融資対象不動産の一部売却で残高を圧縮していた。(了)

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