(07/12/14)
11月REIT、外国人2カ月連続売り越し
=投資部門別売買=
 東証が14日発表した11月の投資家別不動産投資信託(REIT)売買状況(62社ベース)によると、外国人は104億円と2カ月連続で売り越した。一方、銀行は110億円と3カ月連続の買い越しだった。

 米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題に伴う信用収縮懸念を背景とする米国株安や円高で、同月は日経平均株価が1万5000円を割り込む場面もあった。国内住宅着工の低迷も加わって不動産関連株の下落が目立ち、東証REIT指数も一時、1800を割り込み、9月18日につけた年初来安値(1774.18)に迫った。

 外国人の中にはサブプライムで損失を被った投資家も少なくないだけに、リスク許容度の低下から先行き不透明感が強まる不動産関連への投資を手控えたとみられる。一方、銀行は価格下落に伴うREITの配当利回り上昇を受け、新発国債利回りとの差が十分に拡大したと判断。賃貸料が緩やかに上昇しているオフィスビルを中心に投資するREITなど、銘柄を選別しながら購入を進めたようだ。

 このほか、投資信託は41億円の買い越し、個人は89億円の売り越しだった。(了)

※本画面に掲載されている情報の著作権は、(株)時事通信社に帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。なお、このサイトについてのお問い合わせは、こちらまで。
Copyright(c) 2007 JIJI PRESS All Rights Reserved.