(07/11/09)
日本特化の不動産投信SAIZEN、下落スタート
=APLは上場延期ーSGX=
 【シンガポール9日時事】日本の不動産に投資対象を絞った不動産投信「SAIZEN・REIT」が9日、シンガポール取引所(SGX)に上場され、新規株式公開(IPO)価格の1株1Sドルを6%下回る同0.96シンガポールドル(Sドル)で取引が始まった。終値は0.86Sドルで、高値は0.95Sドル、安値は0.83Sドルだった。

 同REITは、非上場株式投資のジャパン・リージョナル・アセット・マネジャー(香港)が上場したもので、SGXでは初の日本特化型REITとして注目されていた。

 一方、SAIZENとほぼ並行して、別の日本特化型REIT「APLジャパン・トラスト」のSGX上場を目指してきたアジア・パシフィック・ランド(APL)グループは同日、相場環境の悪化を理由に、IPO・上場を延期すると発表した。

 APLジャパン・トラストの運用担当責任者は「IPO説明会は成功に終わり、上場にも自信があったが、現状の不利な市場環境では上場後の取引価格が弱含む恐れがある」と指摘し、市場環境の改善を待って再度上場を目指す方針を強調した。(了)

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