(07/08/08)
7月のマーケットレビュー
  7月31日 6月30日
日経平均株価 17248円89銭 18138円36銭
TOPIX 1706.18 1774.88
NYダウ平均株価 13211.99ドル 13408.62ドル
ナスダック総合指数 2546.27 2603.23
10年日本国債利回り 1.790% 1.865%
10年米国債利回り 4.75% 5.03%
東証REIT指数 2099.38 2298.53
NY原油WTI 78.21ドル 70.68ドル
ドル円(東京・17時) 118円98銭−119円 123円47−49銭
 7月の東京株式相場は大幅反落。日経平均株価は前月末に比べ889円47銭 (4.90%)、東証株価指数(TOPIX)は同68.70ポイント(3.87%) それぞれ下落した。両指数の月間下げ幅は、昨年5月以来の大きさだった。世界的な 景気拡大や企業収益の拡大期待から輸出関連株を中心に買いが先行、日経平均は9日 には1万8261円98銭と2週間半ぶりに年初来高値を更新した。しかし、その後 は米国株が、サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)焦げ付き問題の 再燃で急落、為替も円高に振れたため売りが広がり、月末にかけ下げ幅を拡大した。

 米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は前月末比196.63ドル (1.47%)、ナスダック総合指数は同56.96ポイント(2.19%)の それぞれ下落だった。米企業の4−6月期業績が予想以上に好調なことや活発な M&A(企業の合併・買収)を好感して買いが盛り上がり、ダウ平均は19日には 終値で史上初めて1万4000ドル台に乗せた。しかし、その後は高値警戒感に加え、 サブプライム問題が信用リスク収縮の動きへと広がり、ダウ平均など株価指数は 月末にかけ急落した。

 一方、米国の長期金利の指標となる10年物国債利回りは低下(価格は上昇)した。 信用リスクへの警戒感から株式を避け、比較的安全とされる債券に資金がシフト、 10年物米国債利回りは4.75%と再び5%を下回った。東京の債券市場でも、 米長期金利の低下や株安から買いが先行、新発10年物国債利回りは1.790% と前月末の1.865%から低下した。

 東証REIT指数は、前月末比199.15ポイント(8.66%)下落した。 最高値を付けた5月末に比べると約2割の下げ。金利先高観の高まりでREITに対 する投資妙味が薄れたとの見方から外国人投資家を中心に利益確定売りが広がった。 ただ、月末にかけては、株安や金利低下による見直し買いも入り、REIT指数は下 げ幅を縮小した。

 ニューヨークの原油先物相場(WTI)は、夏のドライブシーズン入りやナイジェ リアなど産油国情勢の混迷などから、需給ひっ迫が一段と強まるとの見方から買われ、 31日には1バレル=78.21ドルと終値で史上最高値を更新した。(八木)

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