(07/07/18)
傘下のヘッジファンド資産はほぼ無価値に
=ベア・スターンズ―米紙=
 【ニューヨーク17日時事】17日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、消息筋の話として、大手証券ベア・スターンズ傘下のヘッジファンド2社が苦境に陥っている問題で、同社がこの日投資家に対して、ヘッジファンドのポートフォリオの資産がほとんど無価値になっていると通知したと報じた。

 それによると、損害が大きかったとされる「ハイグレード・ストラクチャード・クレジット・ストラテジーズ・エンハンスト・レバレッジ・ファンド」の資産は事実上無価値。レバレッジ(てこ)が小さかったとされる「ハイグレード・ストラクチャード・クレジット・ストラテジーズ・ファンド」は4月以降評価額が9%に落ち込んだ。4月時点の評価額は明らかではないものの、3月時点で前者は6億3800万ドル、後者は9億2500万ドルの資金を保有していたという。

 ベア・スターンズは損失が表面化した6月に、後者を安定させるために16億ドルの資金を貸し付ける措置を講じている。(了)

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