(07/06/07)
5月のマーケットレビュー
  5月31日 4月27日(米国は30日)
日経平均株価 17875円75銭 17400円41銭
TOPIX 1755.68 1701.00
NYダウ平均株価 13627.64ドル 13062.91ドル
ナスダック総合指数 2604.52 2525.09
10年日本国債利回り 1.745% 1.615%
10年米国債利回り 4.89% 4.63%
東証REIT指数 2612.98 2513.50
NY原油WTI 64.01ドル 65.71ドル
ドル円(東京・17時) 121円61−64銭 119円39−42銭
 5月の東京株式相場は月末にかけ上昇。日経平均株価は前月末に比べ475円34銭 (2.73%)、東証株価指数(TOPIX)は同54.68ポイント(3.21%) それぞれ上昇した。米国を中心とする世界的な株高の流れの中、出遅れ感が目立っていた 日本株にも見直し買いが入った。月前半は2008年3月期業績に対する企業側の慎重な 見方を懸念し様子見ムードが強く、株価は一進一退をたどった。しかし、中旬に企業の決算 発表が一巡すると、業績の先行き不安感が後退、徐々に買い意欲が高まり上昇、日経平均は 2月下旬の世界連鎖株安後の戻り高値を更新した。グリーンスパン前FRB議長が「中国株 はいずれ劇的な収縮が起きる」と指摘、世界的なマネー収縮の動きが懸念されたが、米国株 が堅調に推移したため、日本株への影響も限定的だった。

 米国の主要株価指数は高値更新が相次いだ。S&P500種株価指数は30日に1530. 23と、2000年3月24日に付けた過去最高値(1527.46)を抜いた。ダウ工業 株30種平均も同日、1万3633ドル08セントと過去最高値を更新、ナスダック総合指数 も6年3カ月ぶりの高値に達した。月末比較では、ダウ平均が564.73ドル(4.32%)、 ナスダック指数が79.43ポイント(3.15%)、S&P500種は48.25ポイント (3.25%)それぞれ値上がりした。予想を上回る企業業績の発表や大型のM&A(企業の 合併・買収)が相次いだことなどが支援要因となり、買いが継続した。

 一方、東京の債券市場では、米長期金利の上昇や完全失業率など国内経済指標の改善を受け 日銀による早期利上げ観測も強まり、新発10年物国債利回りは前月末の1.615%から 1.745%に上昇(価格は低下)した。米国の10年物国債利回りも、米景気の持ち直し 観測から4.89%(前月末4.63%)に上昇した。

 東証REIT指数は03年4月の指数算出開始以来、初めて2600台に乗せた。オフィス 賃料の上昇期待などから内外投資家の旺盛な買いが続き、指数を押し上げた。ニューヨークの 原油先物相場(WTI)は、先導役のガソリン相場が反落したことを受け、6週間ぶりに61 ドル台を割り込む場面もあったが、その後は米国の夏のドライブシーズンを前にした需給逼迫 懸念や産油国ナイジェリアの政情不安などを受け、買い戻された。(八木)

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