(07/02/10)
ヘッジファンドは「市場規律」で対処可能
=米財務長官=
 【エッセン10日ロイターES=時事】ポールソン米財務長官は10日、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見で、政府の規制が緩やかなヘッジファンドがもたらすリスクは、規制を強化しなくても市場規律を通じて対処することができるとの見解を示した。

 同財務長官は「市場規律はリスク管理に重点が置かれており、潜在的なシステミックリスクの懸念に対処する最も効果的な方法だ」と述べた。

 また、世界的なヘッジファンド産業の成長が「米国の利益」であり、金融市場の流動性を高めていると強調した。

 ヘッジファンドの規模は推定で約1兆5000億ドル。複雑な取引手法を用いていることから、破綻(はたん)すれば経済的な混乱が広がる懸念が一部で指摘されている。

 同財務長官によると、米国では財務省、証券取引委員会(SEC)などが参加した政府のワーキンググループが「比較的近い将来」、ヘッジファンドの規制に関する報告書を公表するという。(了)

※本画面に掲載されている情報の著作権は、(株)時事通信社に帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。なお、このサイトについてのお問い合わせは、こちらまで。
Copyright(c) 2007 JIJI PRESS All Rights Reserved.