(07/01/29)
東証、NY証取と提携で合意へ
=第一弾は投信の相互上場など=
東京証券取引所は31日にも、ニューヨーク証券取引所(NYSE)と上場投資信託(ETF)の相互上場などを柱とする業務提携を結ぶことで合意する。2009年度をめどとする資本提携を視野に入れた関係強化の第一弾。取引所間の競争が激化する中、東証は世界1の取引規模を誇るNY証取と連携することで、国際戦略に弾みを付けたい考えだ。
両取引所は合意項目として、ETFの相互上場のほか、不動産投資信託(REIT)など双方の市場に上場する新商品の共同開発や取引システムでの連携などを打ち出す見込み。
また、資本提携に関する協議を本格化させることや、一方に上場する企業が相手市場に上場する場合に審査手続きを簡素化することなども盛り込む方向で検討している。
両取引所はこれまでも、情報交換を中心とした緩やかな協力関係を構築していた。06年に入って加速した取引所の国際再編の動きに危機感を募らせた東証と、アジアへの本格進出を狙うNY証取との思惑が一致し、昨年10月から具体的な交渉を進めていた。
両取引所が関係強化の最終的な姿として目指す資本提携を実現するには、東証が09年をめどに予定している株式上場と、「世界最高水準」を標ぼうする新システムの構築を確実に進めることが大きな課題になりそうだ。(了)
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